用があって四国に行っていました。
少し時間が空いたので、以前から行きたかった善通寺へ。
事前情報として持っていたのは、空海の父の名を取った寺院ということだけでした。
父親の名を寺院につけるなんて親孝行だな、弘法大師も人の子なのだな、くらいでおりました。
ところがところが、実際に訪れてみると事前の印象とは大分違いましたよ。
まず、真言宗のお寺なのに境内のあちらこちらに見られる鳥居と古社。
そして樟の大木。
いったいここは?
佐伯家の邸宅跡に建てられたそうですが、何かそれ以上のものを感じました。
境内には佐伯氏の祖廟もありました。
背後の香色山山頂には佐伯直遠祖出神の碑もあるそうです。
実は、高松方面から善通寺に向かっている最中に、妙に目に付く山なみがありまして。
これは見事なランドマークだなと思っていたら、タクシーがそこへ向かうではありませんか。。
この山なみは海上を行く船からもよく見えたことでしょう。
ここには古代氏族佐伯氏のコミュニティがあったのかもしれませんね。
そう思うと、「我すまば よもきゑはてじ 善通寺 ・・・」のご詠歌がまた違った意味に感じられました。
善通寺の観光情報ページです。
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