九博の特別展を見に行った。
感想を端的に言うと、
「わかりやすくて」「親しみやすくて」「面白かった」
書は楽しいよー。面白いよー。見てー。という、ちょっぴり遊び心も感じられる展示だったと思う。
以下、印象に残ったものについて箇条書きで感想を書く。
陽明文庫展の時にも見たような気がするが、近衛信尹と言う人はやはり面白い。
これは嬉しかった。
入れてくださったことに感謝。
その3、書状3点
戦国時代~近世に生きた人たちの書状も興味深かった。
浅井三姉妹の次女、初さんの仮名散らし書きは華やかでびっくり。
全体の印象は満開の藤棚を見ているようだった。
筆跡からも才気煥発さがうかがえ、こういう方だったのかと思った。
それから、なんとなく、伯父姪の間で字が似ているような気がしないでも無かった。(気のせい。)
その4、伊達政宗書状
単眼だった正宗が、つかみにくいはずの遠近感をどう処理したか、と言う推論が興味深かった。
そんな風に考えたことがなかったので。
その5、紀家集
多分これだと思うが、もしかすると違うかも。
読んでいたら紀長谷雄のものがあり、独自の世界観が感じられて変わってるなぁと笑えたので、印象に残った。
その6、藤原佐理
単に私が藤原佐理が好きと言うだけ。
畠山記念館で見た佐理の書状はよかったなぁ。
感想は以上。
展示室内の画像は、ぶろぐるぽ用に九州国立博物館から提供していただいた。