イレーヌ・カーンの絵の前で

九博で開催中の特別展を見に行った。

少し戸惑っているようなはにかんでいるような、表情がなんとも言えない「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」。マツゲと青味を帯びた透明感のある肌がステキ。

理屈抜きで素晴らしかった。
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この絵には悲しいいきさつと時代背景があるが、実物を見るとそういうことも忘れてしまう。

そういえば、NHK「みんなのうた」にこの絵が登場していた。(展覧会で会った女の子
歌では赤いブーツの女の子が絵の前で笑っていたけれど。

ともかく実物を見ることが出来て嬉しい。
よくぞ九州に来てくれた。

展示の中でほかに印象に残ったのは、アンリ・マティスの「雪のサン=ミシェル橋」。
(向かって左の絵。)
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え、これがマティス?とちょっと意外だった。

それからサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂を描いた絵が二つあったのも面白かった。
わかりづらいが、向かって右端のぼんやりした絵がシニャックの、真ん中の絵がカナレットのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂。
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同じものを描いているのにこんなに違う。
写真の登場で絵画が変わっていった、ということがよくわかった。
(写真のせいだけではないが。)

特別展の感想は以上。
展示室内の画像は博物館から提供していただいた。

さて話は変わり。

交流展示室では7月10日から神戸の桜ヶ丘出土銅鐸・銅戈が展示されている。
もう一度みたいと思っていたので嬉しい。(2013年にも九博で展示。)

線刻画が可愛いのだ。
そのかわいらしさが伝わる動画を作成されていた。
アニメになって動いてる!かわいい。
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土面舞踏会の土面は福島・相馬高等学校のものだそう。
今年も高校生と考古学のコラボ企画があるようで、こちらも楽しみ。

第一回の時の応援動画。
   ↓

ずっと続いてほしい企画だ。

最後に。
ぶろぐるぽのエントリーメールが何度もエラーで戻ってくる。
対応していただくようお願いを添えて“ぶろぐるぽ書きました”メール送ったが、さてどうだろうか。

 

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