NHKの「ブラタモリ」という番組が好きで、放映されるときは見ています。
新シリーズスタートに先駆けて、昨日特別編が放映されました。
ブラタモリだから普通の観光地巡りではないと思っていたけれど、こう来るとは。
と言う内容でした。面白かった。
南禅寺にある琵琶湖疎水から始まって、新京極通りそして御土居を歩いていました。
インクライン(春は桜がキレイ)や鷹峰街道付近の見所が紹介されていました。
特にインクラインで案内されていた学芸員さんの解説が詳細で深かった。
線路自体が野外展示物だったのは知りませんでした。
バロー社製のレールだとか、レールを留める犬釘と亀釘のこととか、めざとく見つけるタモリさんもすごいけれど、なんでもない風によどみなく答える学芸員さんが素晴らしかったです。
鷹峰街道は「しょうざん」で懐石料理をいただいたり台杉鑑賞したときに訪れましたけれど、そういう観光目線ではない番組ならでは紹介がされていましたね。
番組の予告編です。
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「御土居」とは、秀吉が京の町をぐるっと囲んだ土塁のことです。
断面は基底部が約20m、頂部が約5m、高さ約5mの台形状だそう。
外側には幅10m深さ最大4mの水堀も備えていたそうです。(Wikipediaから引用)
これが総延長23kmも続いていたといいますから、すごい。
番組でナビゲーターをされていた方のツイッター。
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ブラタモリでタモリさんと一緒に歩いた御土居をみんなで歩こう!熱いお声にお応えして、御土居ツアーの追加開催が決まりました。2/11と2/15に! #まいまい京都 #京都高低差崖会 http://t.co/t30hVFwCMw pic.twitter.com/AAGBkqZUqL
— meilin (@chang_ume) 2015, 1月 7
「まいまい京都」と言う市民ガイドツアーもあるそうです。
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【ブラタモリ記念】京都高低差崖会と、御土居でOh!巨大土塁にびっくり仰天☆ツアーの様子をアルバムにアップしましたhttps://t.co/vsBDk7Eto7 pic.twitter.com/AzjsLNCFxl
— 京都ミニツアー「まいまい京都」 (@maimai_kyoto) 2015, 1月 13
私は、なんとなく水城を思いました。
水城は幅80メートル、高さ10メートル以上ですからもっと大きいものですが、延長は1.2キロメートルと御土居に比べるとかなり短いですね。
御土居の工期はWikipediaによると1591年(天正19年)の1月から閏1月(太陰暦)~3月あたりとのこと。
3ヶ月ほどでしょうか。
短いのですね。
だとすると、天智3年の記事しかなく、1年で出来たのか疑問の声もある水城の工期も意外に短いのかしら、とそんなことを思いました。
ブラタモリで太宰府を取り上げてくれると楽しいかもしれませんね。
博多は取り上げてもらえそう。房州堀や元寇防塁、福岡城の総構えとかが出るかな。
さて、どうでしょう。楽しみです。