「新・桃山展 – 大航海時代の日本美術」展

九博の特別展を見てきた。

なんとなく、過去の「戦国大名展」と「クリーブランド美術館展」を足して三で割ったような感じだった。

個人的に興味があったものについて、ピックアップしていく。

(*展示室内の画像は九州国立博物館から提供していただいた。)

1、花鳥風月図
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すべての鳥が雌雄一対で描かれていたところがツボ。

小さい鳥の動きが生き生きとしていてかわいかった。

2、春光院 銅鐘 IHS紋入
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画像向かって左端の南蛮鐘。見たいものの一つだった。

細川家と中川家伝来の鐘は見たことがありましたが、これは見たことがなかったので。

3、金襴軍袍
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はい。黒田長政の軍袍。

袖と裾がフリルになっていておしゃれ。

また見ることが出来て嬉しかった。

4、黄金十字架
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画像向かって左に見えている十字架、九博での展示は三度目?(「古代九州の国宝」と「戦国大名」と今回の展示。)

やはり女性に人気。

原城跡から見つかったとされ、天正の遣欧使節団の物ではなかったかとも言われている十字架。

これもまた見ることが出来て良かった。

5、屏風(ビオンボ)いろいろ
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今回の展示では、屏風の世界がとりわけ印象に残った。

このような切り口で屏風の世界を見たことが無かったので、とても新鮮。

4階の交流展示室で、連動した展示がされていたのも良かった。

 

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