新制度“メンバーズプレミアムパス”とは

私は博物館の展示を見るのが好きなので、九博の年間パスを利用していました。
この4月から、そのシステムが変わっていたのですね。

新しい制度がよくわからなかったので、自分用に整理してみました。

まず、本人のみ有効のカード式“年間パス”の方。
金額は¥3,100で、今まで他館の展示2回を含めて合計6回見ることが出来ていたのが、九博のみの4回に変わっています。
2回分減っていますが、九博で開かれる特別展は1年に大体4回なので、遠出をしない人は今までと変わらないことになるかしら。
(年6回というのは、九博の特別展示4回+東博or京博or奈良博の展示2回でようやく埋まる感じですから。)

私は6回分フルに使うこともあったので、この変更はとーっても残念。
他の博物館のスタンプを押してもらうのも楽しかったですし。

今回から同じ展示を2度見られるようになったので、「好きな展示は展示替えの度に見に行きたい、興味ないのは行かなくていい」という人には向いているかもです。(これまで同一展示は1回限りだったので、2回見るときは別にチケットを用意する必要がありました。)

次は、誰でも使えるチケット式の“友の会”。
金額は¥10,000で、今まで12枚(他館にも使えるもの6枚)だったものが九博のみの8枚に。
単純に特別展を年に8回見るのであれば、年間パス(現メンバーズプレミアムパス)2枚の方がお得なのね。
同じ展示を3回以上見たかったり、お友達を誘いたかったり、レストランなどのショップを利用する(割引有り)のであれば友の会のほうがいいのかな?

あと、どういう使い方をするのかよくわからない“国立博物館メンバーズパス”というのが新登場しています。
平常展のみフリーというものなのですが、年に一回でも特別展を見るのであれば、年間パス(メンバーズプレミアムパス)の方が絶対お得。
だって、

  • 年間パス(メンバーズプレミアムパス)→九博特別展4回分+国立博物館の平常展を何度でも=¥3,100
  • 国立博物館メンバーズパス→国立博物館の平常展を何度でも=¥2,000

なんですよ。
特別展は大体¥1000以上しますから、差額を考えるとこの設定は不思議。
特別展を見ないっていうパターンあるのかしら?
まあでも、建物が分散していて九博のように一箇所で済まない博物館もありますし、使う人によってはこちらの方がいいこともあるのでしょうね。

はっ、長々と語ってしまいました。

とりあえず、私に関係あるのは年間パス(メンバーズプレミアムパス)で、1年の期限が来ないうちに4回分を使い切ったら次のを買う感じですかしらね。

あ、もう一つ新しいことがありました。
夜間開館が始まっています。金土は午後8時まで開館するそうです。
(17時以降の入場は当日券が割引に。)

いろんな楽しみ方が出来そう。

 

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